やりがいって何ですか?
これまで、ありがたいことに多くの学生と話す機会がありました。
今年だけでもかなりの数です。
話の中では、やはりよく聞かれる質問もあります。
「この仕事のやりがいってなんですか?大変なことはなんですか?」
これ、すごく聞かれます。
そう言われるとたくさんあって、何を挙げて話せばいいか悩むんですけれど、一つだけ言えるのは、
楽しいこと・嬉しいこと・辛いこと・悔しいことは「本気でやってこそわかるもの」だということです。
ブライダルは、よく言う一生に一回の人生の節目です。
だから、新郎新婦様は本気なんです。
本気で幸せになりたいし、いい思い出にしたいし、呼ぶゲストに楽しんでもらいたいと本気なんです。
だから、応える僕らが、それ以上に本気でないといけない職業だと思っています。
そこに、自分の楽しさ・嬉しさ・辛さ・悔しさなんてものは二の次。
だから、「この一日がどうすれば最高になるか」
「どうすれば安心して任せてもらえるだろう」
「どのようにすれば、お二人のおもてなしの気持ちを届けられるか」
そこに本気になって考え、行動することこそが必要なのです。
だから、この仕事のやりがいを感じる時って、すべからく「お客様が満足した時、幸せを感じた時、感動した時」なんじゃないかって思います。
大変なことは、正直全部だと思います。
打ち合わせの時も、一緒に式場を紹介する時も、衣装選びをするときも。
相手以上の本気になることは大変なものです。
けど、それがイコール「辛い」かっていうと、そんな訳はありません。
それも、楽しいんです。
それはなぜか、一緒に今、この瞬間にお二人と「最高の時間になるためのステップ」を上がっているからです。
今目の前にいる人のお役に立ち、キラキラした表情を見れたら、それもやりがいです。
自分の仕事がうまくいったから、スムーズに決まったから、自分がやりたいポジションになったから、「やりがいがある」ではありません。
だから相手と自分に本気になりましょう。
やればできる!!