【11月18日】「上司は部下をどこまでマネジメントするのか??」
皆さんどう考えます??
先日、懐かしい教え子が上京してくれました。
よもやま話に話は咲き、
各地のコロナ対応や地域の反応を聞き、
とても楽しい時間でした。
その中で、
「上司としては、部下の行動をどこまで細かく管理すべきですか?」
と聞かれました。
なんだかどこもおんなじようなこと悩んでるんだな。
人事や配置だけにしないだけよく考えてるよな。
と、思いながら背景を一通り聞いた上で、
・部下の行動というものは管理することができません。
タスクとしてあれやれ、これやれを管理とは言いません。
・お互い合意した目標と、マイルストーンの進捗。
それに対して、スケジューリングや必要ならヘルプをする約束をする。
ことだ私は思いました。
そして、以下も伝えました。
上司が思っても口にしないほうがいい言葉
「こうなったらこう言いなさい。この場合はこう答えなさい」
「ほら、言った通りにやったらうまくいったろ??」
「一旦、一旦、一旦、一旦、一旦」
案外、目標を立てるということはとても盛り上がるプロセスです。
しかし、目標を立てただけでは、
「目標を達成する可能性が生まれた」
だけなんです。
その先に、長い長い紆余曲折を伴ったワインディングロードがあるのです。
上司は意外と、目標を立てて、合意をとって「終わり」にしがち。
できなかった時に、部下の怠慢と評価しがち。
ついつい、考える力の醸成に伴できず、やり方のみの指導をしがち。
あー、自分が自分に対して耳が痛すぎて、忘れ去りたい。
上司、リーダーの役目とは、定期的な進捗確認、PDCAを共に繰り返し、
共通の目標と課題と認識し、
目標の達成という最大の成果を手に入れることです。
そして、手柄は部下のもの。
成長してくれたら上司はそれ以上の成果はないですからね。