「変えない・変えられない・変われない」
なぜ「変えない・変えられない・変われない」という特徴を持つベテランが生まれるかというと、
その人が社内に何年いても作業ばっかりやっているからです。
(正確には作業をわたせる術ない)
(創業期にポスターの撮影に行った時の休憩の一枚)
入社した頃は慣れていなかったのでヘマばっかりしているんですけれど、一生懸命仕事をして、経験を積んでくると
「満点じゃないけれど、まあオッケー」
になる傾向があります。
「満点じゃないけど」のやり方がその人のスタンダードになっていく。
「それで良いんだ」って年数だけが経ってしまって、3年経ち、4年経ち、いつの間にかいい歳になっていくんです。
そうすると、その人は「変えない」っていうか、もう変える理由が無い。周りも気を使ってくれるし。
そして、時がきて、自分を変えようと思っても、そうやって同じことをずっとやって来て、自分でも変えられなくなっているのです。
そして変わらない。
月日だけが経ちます。
(創業当時のJUNKI)
変えようと思っても、どうやって変わっていけば良いのかも分からないわけですよ。
そして、最も変えないの筆頭が、
「経営者、上司等、上の立場」の人達
スタッフことを「変えない・変えられない・変われない」って言ってる、経営者、上司が一番「変えない・変えられない・変われない」んです。
この人達が変えないし、一旦変えても1ヶ月後に元に戻す傾向が強い。
経営者・上司は自分が変わらないにもかかわらず、経営革新だけはしたがります。
けど経営者・上司がこれまでの原動力で自分以外でもできるようにして行かなかったってことなんです。
なので必要なことは早い段階で
「仕組化」
↓
「作業単位の分解」
↓
「ルーティン化」
↓
結果的に社風やカルチャーにする
新人やキャリアの浅い人たちを戦力化するスキームです。
そういう話なんです。ベテランを生かした経営革新は「作業単位の分解」から始まる
ベテラン(特に経営者)が変わらない時の経営革新で1番手っ取り早いのは、外に向けてではなくて、まずは会社の内側で経営革新することです。
この場合の経営革新でやるのは、社内の作業単位を細かく分解することです。
今まで一連の流れで区切っていない作業を、作業1・作業2・作業3という具合に、細かく分けていきましょう。
細分化した作業について、
↓
まずはこの作業をやってみる
↓
出来るようになったらまた次の作業をやってみる
↓
出来るようになったらまた次の作業をやってみる。
(この写真はとてもWAOッポイ)
という具合に一度やらせてみます。高速PDCAをグルグル回す感じですね。
結果的に、そのスタッフは早い段階で一連の作業が見えるようになっていくとおもいます。
自分を戒め締めないと。